狂言の特徴
狂言の特徴
第15回 三宅狂言会
喜劇:人々の愚かさを風刺や皮肉を交えて描いています。人間なら誰しも持っている弱みや、経験した失敗を面白く、可笑しく書き出していますが、ただ笑いにするのではなく、そこには教訓や教えを織り交ぜ、明るく深みのある笑いになっています。
現実的で分かりやすい内容:私たちの生活にも通じるような日々の中で繰り広げられる、ちょっとした勘違いやずる賢さなどが題材とされた短いお話が多く、「オチ」があり、お子さまからご年配の方、皆さまで楽しむことができます。
少ない登場人物:多くの演目は2、3人で演じられますが、大勢物と言う6人以上、最大数十人が舞台に登場する演目もあります。
当時の口語を使用:室町時代の庶民の口語に近く、短くユーモアや皮肉を交えた会話のような表現です。
能の合間にも演じられる間狂言:狂言は単体の演目として行われるだけではなく、能の前半と後半の間の場面で、「アイ」という役を演じます。前半で起こった出来事を説明し、物語の進行を円滑に進める役割があります。